空室対策。 ワンルームを素敵に!

老朽化した賃貸ワンルームは、年々借り手からの人気がなくなっていき、空室時期が目立つようになってしまいました。何か対策をしなければ!でも、費用はかけられない!試行錯誤のブログです。

入居前に部屋に見学に来る人たち。

【 内見者をひきつける方法は? 】

 

さて、以前お話した、床が傷ついてしまった部屋の話題です。

白く変色したフローリングを、なんとか修復して解決した話を

しましたね。

その後、修繕、清掃、全て終了し、不動産屋さん2社にお願いして、

ネット募集をかけました。

 

内見者が数名みえたようなのですが、決め手にかけるらしく、

契約には至らず。

まずいな〜。

空室期間が長引くのはあせります。

特に、空室になった時期がよくなかった(汗)。

3月の年度末引越しシーズンがすっかり落ち着いた後の4月下旬。

ここから夏過ぎまで、賃貸不動産では閑散期です。

特に、入学や会社の転勤などで必要に迫られて、何が何でも部屋を

探さないといけない人がターゲットではなくなります。

 

じゃあ、どんな人に狙いを定めるのか。

 

いい部屋があったら、引越ししようかな?

 

って、人たち。

 

 

そこで、マンション販売によくみられる

 

お・も・て・な・し・手法

 

を試してみました。

 

滝クリ風に言ってみてください。あ、もう古いですか?

 東京オリンピックも開催地決定してから随分経ちましたよね。

 もうリアル東京オリンピック、現実味を帯びてきています。)

 

これもネットやら本やらで読んで、賃貸アパートでもこんな風に内見者に

アピールしている人がいるんだというののマネです。

マネ、いいじゃないですか!

実力も知識もないんだから、最初はマネから入るのもアリだと思うんです。

うまくいってる人を真似てみようじゃないか!

空室が長引くよりはマシだ。

とにかくやってみよう!!

やれることはなんでもやってみるんだ!!

 

その、おもてなし手法とは、旅館の女将になりきって、お客様(内見者)を

お迎えしてみようというもの。

実際に案内するのは、不動産会社の方ですから、この場合の「おもてなし」は、

内見者へのトークや対応ではなく、

 

まるで気の利いた旅館にきたかのような、

『ウェルカム感』を建物で感じてもらう

 

です。

 

「この部屋においでよ〜。この部屋ならワンルームライフが楽しくなるよ。」

部屋自体が、内見者に語りかけてくるような?!

 

また部屋を擬人化してしまいましたが(笑)、要するにまとめるとそういう

ことです。

 

これを実現するには、地味ではありますが、まずは

 

部屋に清潔感がある

 

これにつきます。

掃除なんて業者さんに頼んでやってもらったよ!

そう言ってるあなた、ただの清潔感じゃあありません、まるで

手入れの行き届いた旅館にでもきたかのような、清潔感です。

 

空室期間が長くなれば、清掃後、またホコリっぽくなってる箇所も

あるでしょう。

特に、窓枠のサッシ部分の溝はホコリがたまりやすいので、内見者が来る

前には、全くホコリのない状態にしておきましょう。

ピカピカしてるとこが数カ所ある、それだけで『ウェルカム感』でますよ。

流し台の目立つところは、常にピカッと光ってる感じが望ましいですね。

あとは、どこから入り込んだんだか、死んだ虫が落ちてるという、

あるある事象を見かけますので、くまなくチェックして取り除いでおき

ましょう。

タバコなどの臭いがかすかに残ってる場合も、再度消臭対策しましょう。

 

これをするだけで、部屋の空気が凛としてくるから不思議です。

老朽化した部屋でも、手入れが行き届いているような雰囲気を

醸し出すことができます。

 

忘れがちな玄関まわりも重要です。

部屋の印象は、入り口とトイレで決まると言っても過言では

内容に思います。

入り口を入った時から、見学者の印象は決まっていくのです。

玄関まわりは特にキレイにしておきましょう。

郵便受けなどがドアの外すぐにある場合は、郵便受けも磨いて

おきましょう。

 

ずっと昔、一年間空室になっている部屋を見に行ったことがありますが、

畳がボロボロになっていてひどかったです。

ボロボロになった畳は半年ほど前に取り替えたばかりだというのですが、

空室になって閉め切りになり換気されない部屋は、傷み方が加速していく

ようです。

うっすらホコリっぽいその部屋の廃れた感、ハンパなかったですね。

ああ、この部屋の空室はさらに長引くだろうな、そう感じました。

(しかし、駅から遠いとはいえ、安い家賃でとても広いお部屋だったので、

 やり方を変えたら人が来るんじゃないかなあ?とも感じました。)

 

次にやってみたのは、

 

ウェルカムボードを作る

 

です。

ネットで検索すれば、不動産内見者向けのウェルカムボードの画像が

多数出てきますので、参考にしてみてください。

どんなウェルカムボードがいいのかは、部屋それぞれの個性によって

変わってくると思います。

 

新築マンションじゃああるまいし、バカバカしい!!

 

そう思ったあなた。

老朽化したワンルームだからこそ、アピールした方がいいんです。

 

100均で小さな額縁を買ってきて、パソコンでプリントアウトした

紙を入れて入り口に飾るだけです。

 

内容は、部屋によって変えるべきですが、募集中の部屋は、これまでの

入居者の平均年齢や性別を考えて、

 

近隣のおすすめカフェと、おすすめ景観スポットを簡単に紹介

 

したウェルカムボードにしました。

簡単なものでいいんです。

サクッと5分で作れるくらいの。

ただ、楽しさを演出するために、イラストや写真など入れ込むと

いいですね。

時間をかけて作る必要はありませんが、センスがいいに越したことは

ないです。

既存のフォーマットなどを利用するか、そういうのが得意な人に

ちゃちゃっと作ってもらうっていうのも手かと思います。

 

ついでに、ウェルカムボード周辺に、100均で購入した、造花や

季節の雑貨などを、くどくない程度に置くとウェルカム度アップします。

こんな時、とっても頼りになるのが、

 

セリア

 

です。

言わずと知れた100円ショップではありますが、こういう内見者を

お迎えするのに役立つおしゃれなグッズが豊富です!

お値段、100円。

何よりこれがうれしい!

できるだけ、コストは抑えたいですよね。

 

さあ、これで、おもてなし手法は終わりです。

ここまでやって、さて、入居者は決まるのか??!