空室対策。 ワンルームを素敵に!

老朽化した賃貸ワンルームは、年々借り手からの人気がなくなっていき、空室時期が目立つようになってしまいました。何か対策をしなければ!でも、費用はかけられない!試行錯誤のブログです。

おもてなし手法は有効か?

さて、前回からの続きです。

修繕とクリーニングが終了した部屋。

ネットで入居者募集をかけましたが、閑散期ということもあり、

なかなか契約まで至りませんでした。

 

そこで、「おもてなし作戦」を実行してみました。

 

 

oneroom-chintai.hatenablog.com

 

その結果ですが、見学者は来たのですが、やはり契約には至らず。

みなさん、よくよく物件を吟味している感じがします。

部屋に入った時の印象は格段にアップしたはずですが、肝心な部屋自体の

魅力に欠けているんだと思うのです。

そりゃあ、老朽化してボロになってる部屋ですからね。

掃除で清潔感を出してみても、それだけでは決め手にならないでしょう。

おもてなし作戦が失敗だったとはいいません。

これはこれで勉強になったと思いました。

ただ、おもてなし作戦だけ、でもダメだということなんだと思います。

 

部屋の魅力アップかあ・・・。

以前、ご紹介したアクセントクロスはどうだろう?

この部屋は、前回の入居者の入居期間が短く、壁紙がとても綺麗な状態の

部屋だったので、壁紙はよくあるタイプの白い壁紙のまま、張替えも

していませんでした。

 

 

アクセントクロスを検討した過去の記事はこちら。

 

 

oneroom-chintai.hatenablog.com

 

ただ、この部屋にアクセントクロスは似合いませんでした。

全面改装するなら、アクセントクロスもありでしょうが、基本的に

 

老朽化した部屋に、壁一面だけ

おしゃれな壁紙を貼っても

似合う可能性は少ない

 

のです。他人が似合ってる洋服って、自分には似合わなかったりしますよね。

部屋もそうだと思うんです。

背の高い人、低い人、太ってる人、痩せてる人、その人それぞれに似合う

洋服があります。

その人の性格もあるでしょう。

部屋も同じです。

たまたま、前回紹介した部屋は、ジャストフィットしましたが、

そういう部屋ばかりではない、ということですね。

一面だけ、壁紙を工夫して張り替えても、そこだけ浮いて見えるようでは

やる意味がないと思いました。

 

その改装、的を得ているのか?

よくよく考えないとだめですね。

 

(ここは人任せにしないで、自分で考え抜かなくては!

 業者さんとか、デザイナーさんとかいろんなこと言って見積もり

 持って来ますが、基本、業者さんは自分の会社の利益が一番の

 優先課題なので、見ている方向性が違うのは当たり前です。)

 

かと言って、全面改装ほどの予算はありません。

 

真っ先に見直す重要ポイントに「家賃」が適正価格か?

というのもありますよね。

高望みして、高い家賃設定になっていないか?

これについては、老朽化とともに、不動産会社に言われるがままに

家賃を募集の度に、ちょっとずつ下げ続けた結果、もうこれ以上は

下げられない値段になってました。

面積と相場から言っても、高いとは全く思えません。

家賃だけはもう下げたくない。

 

 

きっと、この子(部屋)にはこの子(部屋)の魅力を伸ばせるところが

あるはず!

ただし、そんなにお金をかけずに・・・。

また、部屋を擬人化してしまいましたね(笑)。

すみません。クセで。

 

これは、おまけ的な要素ですが、おもてなし作戦をやったおかげで、

不動産会社の方が熱心に営業してくれるようになった気がするんです。

 

閑散期にしては、見学者がぼちぼちとみえてましたし。

実は他の部屋が目当てのお客さんで、その部屋を契約させるための

比較対象として、該当物件見学の前に誘導しただけだったとしても、

全然いいんです。(実際のところはわかりませんが。)

 

なにせ、見学してもらわないと、契約検討してもらうテーブルにはついて

もらえないわけですから。

 

さあ、どうする?

最低限の予算でどこかに手を入れるとしたら、どこ?

 

次回に続きます。